掃除機の機能 日立CV-F50T 

21年の勤務を経て、一昨日壊れた掃除機
http://d.hatena.ne.jp/orega_wakamatsu/20130803
を分解して気づいたこと。


紙パックがいっぱいになるとオレンジの表示が左に移動して交換時期を知らせる「ゴミ捨てサイン」。
しかしこれが機能した状態を見た記憶がなく、どういう仕組なのか気になっていた。
 

通常は水色の矢印のように紙パック→モーター→排気となる気流が、紙パックがいっぱいになって塞がれると、脇にある赤い矢印の穴から吸気する構造になっている。
 

で、その穴は赤い矢印のチューブにつながっていて、水色の矢印の部分からの吸気により、オレンジの部品が移動して表示が変わるのだった。 単純だけれどうまく出来ている。
今まで機能しなかったのは、そこまで紙パックがいっぱいになる前に交換してきたからだろう。
他にも、緑の矢印の部分はホースのスイッチへ電源を供給しつつ360度自由に回転できるようになっていて、これも単純だけれど考えられた構造になっていた(写真ナシ)。
 

電源コードの中には、こんなにたっぷりの太いタコ糸が。 直接引っぱって出し入れするコードの断線を防ぐためだろう。
 
家電製品はその形状や、ちょっとした凹凸にも機能的な意味や工夫があって、そういうものを観察する事が楽しく、ついなんでも分解してしまう。