古い扇風機の修理 その2 

昨日羽根を割ってしまった扇風機、この際なので分解修理した。

以前から弱中強の風量のうち、中だけ回らない状態だった。
 

コンデンサに異常なし。 スイッチの接点を磨いてみたが、やはり回らない。 
 

今までも点検・整備はしてきたが、モーターの軸まで外すのは初めて。
 


色々調べて、どうやら赤丸の部分で断線していそうなのだが、このコイル部分を取り出す(そしてこの後戻す)のが大変だった。
 

やっと取り出したコイル部分。やはりここで断線していた。 コイルや配線を覆った赤い部分を、他を傷つけないよう「ぐぎぎぎ」と変な声が出ちゃうほど慎重に削っていく。
 

断線をはんだで繋ぎ、閉店間際のドイト(ドンキホーテ傘下になって深夜営業するようになった。有難い。)で購入した熱収縮チューブで覆う。
 

細かい複数の場所に絶縁テープを上手く巻く自信がなかったので収縮チューブにしたが、正解だった。 さらに太い熱収縮チューブで一本にまとめる。
 

仮止めして試すと、おお、弱中強どれも回る。 よし、今日はここまで。