古い扇風機の修理 その3
昨日の続き。
仮止めだった配線を全てはんだで繋ぎ、位置も戻す。
首振りのギアボックス等もグリスアップして元に戻す。
かなり綺麗になった。
矢印の部分に小さな注油穴。 ストローをライターであぶって細い漏斗を作ったら、うまく注油できた。
今回はここまで。 次はコンデンサを新しいものに替え、念のためヒューズも追加しようと思っている。
組み上げた写真を撮り忘れたので、これは去年のもの。
古い扇風機の修理 その2
昨日羽根を割ってしまった扇風機、この際なので分解修理した。
以前から弱中強の風量のうち、中だけ回らない状態だった。
コンデンサに異常なし。 スイッチの接点を磨いてみたが、やはり回らない。
今までも点検・整備はしてきたが、モーターの軸まで外すのは初めて。
色々調べて、どうやら赤丸の部分で断線していそうなのだが、このコイル部分を取り出す(そしてこの後戻す)のが大変だった。
やっと取り出したコイル部分。やはりここで断線していた。 コイルや配線を覆った赤い部分を、他を傷つけないよう「ぐぎぎぎ」と変な声が出ちゃうほど慎重に削っていく。
断線をはんだで繋ぎ、閉店間際のドイト(ドンキホーテ傘下になって深夜営業するようになった。有難い。)で購入した熱収縮チューブで覆う。
細かい複数の場所に絶縁テープを上手く巻く自信がなかったので収縮チューブにしたが、正解だった。 さらに太い熱収縮チューブで一本にまとめる。
仮止めして試すと、おお、弱中強どれも回る。 よし、今日はここまで。
掃除機の機能 日立CV-F50T
21年の勤務を経て、一昨日壊れた掃除機
http://d.hatena.ne.jp/orega_wakamatsu/20130803
を分解して気づいたこと。
紙パックがいっぱいになるとオレンジの表示が左に移動して交換時期を知らせる「ゴミ捨てサイン」。
しかしこれが機能した状態を見た記憶がなく、どういう仕組なのか気になっていた。
通常は水色の矢印のように紙パック→モーター→排気となる気流が、紙パックがいっぱいになって塞がれると、脇にある赤い矢印の穴から吸気する構造になっている。
で、その穴は赤い矢印のチューブにつながっていて、水色の矢印の部分からの吸気により、オレンジの部品が移動して表示が変わるのだった。 単純だけれどうまく出来ている。
今まで機能しなかったのは、そこまで紙パックがいっぱいになる前に交換してきたからだろう。
他にも、緑の矢印の部分はホースのスイッチへ電源を供給しつつ360度自由に回転できるようになっていて、これも単純だけれど考えられた構造になっていた(写真ナシ)。
電源コードの中には、こんなにたっぷりの太いタコ糸が。 直接引っぱって出し入れするコードの断線を防ぐためだろう。
家電製品はその形状や、ちょっとした凹凸にも機能的な意味や工夫があって、そういうものを観察する事が楽しく、ついなんでも分解してしまう。
掃除機を分解 日立CV-F50T
20年以上の勤務を経て、昨日壊れた掃除機
http://d.hatena.ne.jp/orega_wakamatsu/20130803
を分解してみた。
モーターに直結されたヒューズがとんでいる。 モーター内部でショートがあった=モーターの寿命、と考えて修理は諦めた。
長い間働いてくれてありがとう、お疲れ様でした。
レースカーテンを交換
ずっと破れたままだった、寝室のレースカーテン
同じく購入したままだった、新しいレースカーテンに付け替える事にした。 視線&紫外線カットの高機能で一枚¥1980という、ちょっと不安になる安さ。
新旧取付金具。 今どきの金具は高さ調節のできるプラスチック製。 古い金具を触った手は、その昔ミニカーで遊んだ時の手の匂いがした。
半分だけ替えた様子。 新しいカーテンはほとんど透けない。 夜になって部屋の電気をつけた状態でベランダから覗いても、ほとんど透けなかった。
取付け終了。 右のクローゼットを移動&掃除をすることになり、結構な大仕事になった。 その際横着をしたせいで、床を派手に傷つけてしまった。
結果、暑い。 これではレースカーテンではなく、ただの白いカーテンだ。 視線や紫外線だけでなく、風もほとんど通さない。 写真はベランダ側から。
値段も安いものだし、二重になった生地のうちの一枚を切って除いてしまってもいいかな、とはやくも思っている。